NTTとNEC 資本業務提携 5G通信設備の共同開発でシェア拡大へ

NTTとNEC 資本業務提携 5G通信設備の共同開発でシェア拡大へ
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NTTとNECは、資本業務提携を結び、高速・大容量の新たな通信規格、5Gの通信設備を共同で開発すると正式に発表しました。
発表によりますとNTTは来月、640億円余りを投じてNECの株式のおよそ4.8%を取得するということです。

そのうえで、高速・大容量の5Gの基地局など、通信設備の共同開発を進めるほか、NTTが推進している光技術を活用した新たなネットワークづくりでも協業するということです。

また、両社は各国の通信事業者などと連携して、共同で開発した通信機器などの普及を図っていくとしています。

携帯電話の基地局では、中国のファーウェイやスウェーデンのエリクソンなどに比べて日本企業のシェアは小さく、NTTとNECは共同開発を通じて存在感を高めるねらいです。

オンラインで会見したNTTの澤田純社長は「両社の総力を結集し、日本発の革新的な技術をグローバルに展開していきたい」と述べました。

また、NECの新野隆社長は「通信事業者向けの製品をグローバルに提供していくことが会社の成長には不可欠で、提携によってシェアの拡大を図っていきたい」と述べました。

「次世代通信インフラの安全性の確保に期待」官房長官

菅官房長官は、午後の記者会見で「日本発の最先端の技術や製品が開発され、グローバルに展開されることは極めて重要だ。わが国の産業競争力の強化および、次世代通信インフラの安全性や信頼性が、NTTとNECの連合によって確保されることを期待している」と述べました。