テニス全米オープン車いすの部開催へ“差別的”抗議で中止撤回

テニス全米オープン車いすの部開催へ“差別的”抗議で中止撤回
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ことし8月の開催が決まったテニスの全米オープンで新型コロナウイルスの感染予防を理由に車いすの部が中止になったことに対し、選手などから差別的だという抗議の声が相次いだことを受け、主催者は一転して開催することを決めました。
テニスの四大大会の一つ、全米オープンは、ことしは8月31日から9月13日までの日程でのニューヨークで開催されますが、車いすの部などは感染予防で人数を制限する必要があるとして中止になりました。

この決定に対してIPC=国際パラリンピック委員会は今月18日に声明を出して、車いすの選手に対する差別にあたるとする見解を示し、選手からも抗議の声が相次ぎました。

これを受けて大会の主催者はオンラインの会議で選手やITF=国際テニス連盟から意見を聞いたうえで中止の決定を撤回し、車いすの部を9月10日から開催することを決めました。

車いすの部は男子と女子のシングルスとダブルスなどこれまでと同じ規模で開催するとしています。

全米オープンの車いすの部ではこれまで男子シングルスで国枝慎吾選手が6回、女子シングルスで上地結衣選手が2回、優勝しています。