神奈川 県立高校などの登校再開は7月13日に 1か月以上前倒しへ

神奈川 県立高校などの登校再開は7月13日に 1か月以上前倒しへ
神奈川県教育委員会は、県立高校などの通常登校の再開時期について、今後の感染状況が大きく悪化することがなければ、当初予定していた8月末から、来月13日に1か月以上前倒しする方針を明らかにしました。
神奈川県教育委員会は、今月1日から県立学校の再開を段階的に進めていて、県立高校と中等教育学校では3週間程度、分散登校を行ったあと、2か月程度は時差通学や短縮授業を続け、8月末から通常登校を再開する方針でした。

これについて教育委員会は24日、感染者数が減少傾向にあることや県域を越えた移動の自粛要請が解除されたことなどから、今後の感染状況に大きな変化がなければ、1か月以上前倒しして来月13日から通常登校を再開する方針を明らかにしました。

通常登校が始まれば、延期されていた遠足や修学旅行のほか、文化祭などの学校行事も感染防止対策を講じたうえで、校長の判断により実施できるようになります。

また、交通機関が混み合う都市部などの学校では、通常登校に戻ったあとも時差通学が行えるよう、配慮するとしています。

一方、医療的ケアが必要な児童や生徒もいる特別支援学校は、感染者が出た際のリスクなどを考慮して、これまでの方針どおり、8月末に通常登校を再開することにしています。