オリンピックミュージアム 約4か月ぶりに再開 東京 新宿区

オリンピックミュージアム 約4か月ぶりに再開 東京 新宿区
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて休館が続いていた都内にある「日本オリンピックミュージアム」が、およそ4か月ぶりに再開されました。
「日本オリンピックミュージアム」はJOC=日本オリンピック委員会が去年9月、東京 新宿区に完成させたオリンピックの歴史を学ぶことができる施設で、完成以来、30万人を超える人が訪れていました。

新型コロナウイルスの感染拡大でことし2月末から休館が続いていましたが、IOC=国際オリンピック委員会が創立された日にちなんだ「オリンピックデー」に当たる23日、およそ4か月ぶりに営業を再開しました。

再開に当たっては、密を避けるためインターネットで日時を指定した予約制にして入館者を制限したほか、見学時間は1時間以内とし出入り口を別にして動線を分けるなど、感染対策を徹底しました。

23日は、午前中から事前に予約をした人たちが訪れ、ふだんよりも余裕があるスペースで展示物に見入っていました。

施設では今後、来年に延期になった東京大会の聖火を展示する方向で調整が進められています。

初めて訪問した前回の東京大会も観戦したという60歳代の男性は「きょう再開というのは知らずに予約を入れたのですごくラッキーだった。歴史が明確に分かったのでよかった。来年の東京大会は形はどうあれ、わくわくするような大会になってくれればと思う」と話していました。