関電 有価証券報告書を訂正 外部指摘の補填分を役員報酬に計上

関電 有価証券報告書を訂正 外部指摘の補填分を役員報酬に計上
関西電力は金品受領問題に絡み、2019年3月期までの3年間の有価証券報告書の内容を訂正したと発表しました。役員報酬の一部を補填したことを外部から指摘されたことで、事実上、その補填分を報酬として認めて計上しなおした形になります。
関西電力では金品受領問題に絡み、外部の弁護士による委員会が調査を行いました。

このなかで業績が悪化していた時期に報酬を減額した当時の役員を退任後に嘱託として雇い、嘱託の報酬には減額分の後払いに相当する金額が含まれている可能性が否定できないと指摘しました。

そして有価証券報告書にその額を記載していない点を問題視していました。

こうした指摘をふまえて関西電力は22日、2019年3月期までの3年間の取締役の報酬について有価証券報告書の記載内容を訂正したと発表しました。

それによりますと3年間のうち報酬総額の修正が最も大きかったのは2019年3月期で、6900万円増えた記載内容となっています。株主総会の招集通知の内容も同じように修正しました。

訂正した理由について会社は「株主や投資家への情報開示の視点を考慮した」と説明しています。

ただ、調査委員会からは情報を記載しなかった点について厳しい指摘を受けており、関西電力としては事実上、その補填分を報酬として認め、計上しなおした形になります。