トヨタ自動車 来月も生産調整 減産規模は縮小 新型コロナ

トヨタ自動車 来月も生産調整 減産規模は縮小 新型コロナ
新型コロナウイルスの感染拡大による世界的な需要の低迷を受け、トヨタ自動車は来月、国内にある3つの自動車工場の6つの生産ラインについて、合わせて10日間、稼働を停止することを決めました。これによる減産は3万9000台に上りますが、減産の規模は前の月より縮小するとしています。
発表によりますと、トヨタは感染拡大による世界的な需要の低迷を受け、来月、静岡県にあるトヨタ自動車東日本の東富士工場と岐阜県にある岐阜車体工業、それに東京 羽村市にある日野自動車の羽村工場の3工場の6つの生産ラインについて、合わせて10日間、稼働を停止します。

また、日野自動車の羽村工場では、一部の生産ラインの体制を来月まで縮小し、岐阜車体工業は、生産体制を最長で9月まで縮小します。

これによってトヨタは、3万9000台の減産を行うことにしていますが、減産の規模は、前の月より縮小するとしています。

またトヨタは、主力車種を中心に販売が持ち直しているとして愛知県の高岡工場や田原工場などの一部の生産ラインについては、生産を挽回するための休日出勤を行うことも決めました。