観光地の人出 大幅増 移動自粛緩和 初の日曜日

観光地の人出 大幅増 移動自粛緩和 初の日曜日
都道府県をまたぐ移動の自粛が全国で緩和されて、初めての日曜日となった21日、各地の観光地の人出は1週間前に比べて大幅に増え、前年並みか、それ以上になったところもありました。
KDDIは、利用者の同意を得たうえでスマートフォンの位置情報をもとに、主な観光地の人出をまとめています。

それによりますと、21日の午後3時時点の人出は、去年の6月の休日の平均と比べて、東京 浅草の雷門周辺では30.9%、京都の円山公園周辺では9.6%、それぞれ減少しました。

一方、北海道の函館駅前周辺では5.3%、長野県の軽井沢駅周辺では2.3%、神奈川県の江の島周辺では0.5%の減少と、人出がほぼ前年並みだったほか、愛媛県の道後温泉周辺では7.6%の増加と、人出が前年を上回ったところもありました。

これらの地点の人出を1週間前の日曜日と比べると、江の島周辺で34.9ポイントと大幅に増加したほか、愛媛の道後温泉周辺で28ポイント、京都の円山公園周辺で27.4ポイント、函館駅前周辺で25.7ポイント、軽井沢駅周辺で23.3ポイント、浅草雷門周辺で15.2ポイントといずれも増えています。

移動の自粛が全国で緩和されたことで、各地の観光地でも人出が戻りつつあることがうかがえます。