「東京国際クルーズターミナル」開業延期 新型コロナ影響

「東京国際クルーズターミナル」開業延期 新型コロナ影響
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新型コロナウイルスの影響で世界的にクルーズ船の運航の取りやめが相次ぐ中、来月予定されていた「東京国際クルーズターミナル」の開業が延期されることになりました。
「東京国際クルーズターミナル」は、臨海部の江東区青海に都が整備を進めていて、延期される前の東京オリンピックに合わせて、来月14日に開業する予定でした。

しかし、新型コロナウイルスの影響で世界的にクルーズ船の運航の取りやめが相次ぎ、開業初日に合わせて入港する予定だった大型のクルーズ船の運航も取りやめになったということです。

このほかのクルーズ船も入港予定がキャンセルされ、開業は延期されることになりました。

都は、新型コロナウイルスの感染が収束するかどうかなどを見極めてことし9月をめどに再度、開業を目指すことにしていますが、クルーズ船の運航がいつ再開するのかは見通せないということです。

東京都港湾局は「延期は残念だが船の運航が再開された時にはぜひ新しいターミナルを利用してほしい」と話しています。