岡山 倉敷 美観地区に多くの観光客 “川舟流し”など楽しむ

岡山 倉敷 美観地区に多くの観光客 “川舟流し”など楽しむ
都道府県をまたぐ移動の自粛が緩和されて初めての週末を迎え、白壁の美しい町並みで知られる岡山県倉敷市の美観地区には、県内外の観光客が訪れ、にぎわいが戻り始めました。
倉敷市の美観地区は白壁の美しい町並みで知られる岡山県有数の観光地ですが、新型コロナウイルスの影響で観光客は急激に減っていました。

21日は、都道府県をまたぐ移動の自粛が緩和されて初めての日曜日で、天候にも恵まれたため、県内外から多くの観光客が訪れ、水路をめぐる名物の「川舟流し」などを楽しむ様子がみられました。

「川舟流し」では、感染対策として、定員を6人から4人に減らし、乗船前の検温やマスクの着用なども行われました。

併せて、地元の飲食店や土産物店を利用してもらおうと、乗船券を買った人に500円分の買い物券も配られていました。

和歌山市から訪れた40代の女性は、「移動の自粛が緩和されたので久しぶりに遠出しました。川舟から見る町並みはとてもきれいでした」と話していました。

また、せんべいなどを売る店の店長は、「以前の週末ほどではありませんが、観光客が多いのは久しぶりです。少しずつでもにぎわいが戻ればうれしいです」と話していました。