札幌 1人死亡 新たに2人感染確認 新型コロナウイルス

札幌 1人死亡 新たに2人感染確認 新型コロナウイルス
道内では、21日、札幌市の男女2人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたほか、入院して治療中だった札幌市の80代の男性1人が死亡したことが発表されました。
札幌市によりますと、新たに感染が確認されたのは、いずれも市内に住む30代の女性と年代が非公表の男性の2人です。

いずれも軽症で会話ができる状態だということです。

年代が非公表の男性は、これまでに感染が確認されている知人の濃厚接触者で、30代の女性の感染経路は分かっていませんが、いずれも日中にカラオケができる店舗での感染ではないということです。

これまで道内では昼間にカラオケができる店舗での感染者が札幌市を中心に合わせて60人、18店舗で確認されています。

このうちクラスターと呼ばれる集団感染が確認された札幌市北区の「カラオケ広場さっぽろ挽歌」については、感染の可能性がある今月1日から13日までの利用者のうち、12人と連絡が取れていないということで、札幌市は利用客に対し道や市の相談窓口に連絡するよう呼びかけています。

また、札幌市は、入院して治療中だった市内の80代の男性が20日夜亡くなったと発表しました。

これで道内の感染者は延べ1197人となりました。

このうち死亡した人は95人、治療を終えた人は延べ1010人です。