移動自粛緩和 観光地に客が戻り始める 京都 宮津 新型コロナ

移動自粛緩和 観光地に客が戻り始める 京都 宮津 新型コロナ
都道府県をまたぐ移動の自粛が緩和されて初めての週末を迎え、日本三景の一つ京都府宮津市にある天橋立周辺にも少しずつ観光客が戻っています。
天橋立を北側の山から望む展望スポット、「傘松公園」は頭を逆さにして両足の間から見る「股のぞき」の状態で天橋立を眺めると、松並木が天にのぼる龍のように見えることで知られています。

21日は午前中から府外などからの観光客が次々と訪れ、逆さまの景色を楽しんでいました。

岐阜県から訪れた30代の男性は、「移動の自粛緩和を受けて久しぶりに旅行できました。股のぞきをすると見え方が大きく変わって驚きました」と話していました。

公園の運営会社によりますと、先月の緊急事態宣言の解除後も人出は例年の1割から2割ほどにとどまっていたいうことですが、20日から21日の人出は天候に恵まれたこともあり、5割程度にまで戻っているということです。

地区の土産物店などで作る団体の会長は、「まだ団体客は戻りませんが、個人客が少しずつ戻ってきてくれていると感じます。早くコロナが終息してにぎわいが戻ってほしい」と話していました。