エンジェルス 2選手が新型コロナ感染確認 大谷選手と接触せず

エンジェルス 2選手が新型コロナ感染確認 大谷選手と接触せず
新型コロナウイルスの感染者が確認された大リーグで、大谷翔平選手が所属するエンジェルスでも、2人の選手が感染していたことが確認されました。大谷選手は、この2人とは接触していないということです。
これは、エンジェルスのビリー・エプラーゼネラルマネージャーが、地元紙に明らかにしました。

それによりますと、エンジェルスに所属する2人の選手が、新型コロナウイルスの検査で感染が確認されたということですが、2人が大リーグ契約の選手か、マイナーリーグの選手かは明らかにされていません。

球団関係者によりますと、大谷選手は3月下旬からエンジェルスの本拠地、アナハイムの球場で自主トレーニングを続けていて、現在は週4日のペースで球場を訪れ、ピッチャーとバッターの両方の練習を行っていますが、感染した2人はいずれも球場を使っておらず、大谷選手と接触はしていないということです。

大リーグではフィリーズで5人、アストロズで1人の選手の感染が確認されているほか、ブルージェイズでは、大リーグ契約の選手に感染が疑われる症状が出ているということです。

フロリダ州とアリゾナ州にある各球団のキャンプ施設では、選手が開幕に備えて自主トレーニングを行っていますが、大リーグ機構はすべての施設の閉鎖と消毒を指示しています。

大リーグでは、3月下旬の開幕が延期され、大リーグ機構と選手会が感染予防の対策を含めたシーズンの計画案を協議していますが、アメリカのメディアは、相次ぐ感染の確認が今後の協議に影響する可能性があると伝えています。