旭山動物園 コロナで来園者激減も自粛緩和で少しずつ通常に

旭山動物園 コロナで来園者激減も自粛緩和で少しずつ通常に
都道府県をまたぐ移動の自粛が緩和されたことを受けて、北海道旭川市の旭山動物園では首都圏からの観光客も訪れるようになり、少しずつ通常の営業に戻りつつあります。
旭川市の旭山動物園は、動物本来の動きを間近で見ることができる展示方法が人気で毎年100万人以上が訪れますが、新型コロナウイルスの感染拡大以降、来園者が激減しています。

都道府県をまたぐ移動の自粛が全国で緩和されて初めての週末を迎えた20日、午前9時半の開園時間にあわせて、首都圏などからの観光客が訪れました。

来園者はマスクを着用したり密接を避けたりするなど感染防止対策を取りながら、ことし2月に生まれたアムールトラの子どもなどの愛くるしい姿を楽しんでいました。

動物園によりますと、依然として来園者は少ないものの、移動の自粛が緩和されたことを受けて、わずかながら増加している印象だということです。

東京から訪れた40代の男性は「初めて旭山動物園に来ることができてうれしいです。感染対策をしっかりしながら、園内を回ります」と話していました。

旭山動物園の坂東元 園長は「少しずつ、通常の営業に戻ってきていると思います。動物の子どもが多いので、ぜひ訪れてほしいです」と話していました。

札幌 感染予防策を取りながら観光

札幌市内の観光地ではマスクを着けるなど感染予防策を取りながら観光を楽しむ人の姿が見られました。

このうち札幌市中央区にある札幌市時計台では、クラーク博士の像と記念写真ができるスペースにロープを張って立ち入れなくするなど、感染防止対策を取ったうえで営業しています。

神奈川から観光に訪れていた男性は「息子が札幌の大学に入学したので、往来制限の解除を受けて会いに来ました。久々に息子の顔を見られてうれしいです」と笑顔で話していました。

また、愛知から訪れた男性は「初めての札幌観光です。感染防止対策をしっかり取りながら楽しみます」と話していました。

このほか札幌市のシンボルとして親しまれている「さっぽろテレビ塔」でも、展望台への上り下りにエレベーターのほか350段ある外階段を開放し、3密を回避する対策をとっています。

「さっぽろテレビ塔」の長堀昭人 営業部長は「往来制限は解除されましたがまだ道外からの観光客は少なく、解除の実感はありません。これから先、観光客が増えていくと思うので、感染防止対策をさらに徹底していきたい」と話していました。