19日の人出 移動の自粛緩和で羽田空港など増加 新型コロナ

19日の人出 移動の自粛緩和で羽田空港など増加 新型コロナ
都道府県をまたぐ移動の自粛が全国で緩和された19日、羽田空港の人出は前の日から大きく増加しました。都心部の人出は感染拡大前と比べて引き続き6割から8割ほどの水準となっています。
NTTドコモは、携帯電話の基地局の情報をもとにプライバシーを保護した形で全国の人出のデータをまとめています。

それによりますと、東京都内の19日午後3時時点の人出は、前の日と比べて、羽田空港の第2ターミナルで16.4%の増加、第1ターミナルで10.5%増加しました。

都道府県をまたぐ移動の自粛が解除された影響とみられますが、感染拡大前のことし1月中旬から2月中旬の平日の平均と比べると半分程度にとどまっています。

一方、都心部では前の日と比べて、東京駅周辺で2.2%の増加、銀座駅周辺と新宿駅周辺でともに0.5%の増加、渋谷センター街周辺で2.8%の減少となりました。

感染拡大前と比べるとおおむね6割から8割ほどの水準となっています。

このほか、首都圏の3県や北海道では、前の日と比べて、大宮駅周辺で1.3%、横浜駅周辺で1.2%、千葉駅周辺で1%それぞれ減少した一方、札幌駅周辺は5.5%の増加となり、感染拡大前の8割から9割ほどの水準となっています。

また、前の日と比べて、名古屋駅周辺で3.5%、大阪の梅田駅周辺で1.4%、福岡の天神周辺で6.7%増加しました。