Jリーグ公式戦再開へ 選手らがPCR検査開始

Jリーグ公式戦再開へ 選手らがPCR検査開始
サッカーJリーグは今月末から段階的に再開する公式戦に向けて、選手の健康状態を確認するPCR検査を始めました。
Jリーグは新型コロナウイルスの感染防止のためのガイドラインをつくり、選手などについてはPCR検査で陰性と判定されることが試合登録の条件となっています。

多くのクラブが19日、最初の検査を行い、このうち今月27日にホームで再開初戦を迎えるJ2の東京ヴェルディでは、元日本代表のベテラン、大久保嘉人選手が口の中に綿棒をいれて検体となる唾液を採取していました。

大久保選手は「安心して試合に挑める検査をやれることはよかったと思う。久々の試合で、みんなにプレーを見せられる日が来たので楽しみでしかたがない」と話していました。

検査はシーズンが終わる12月まで2週間に1回実施され、毎回、各クラブの選手やスタッフなど最大60人が対象となるほか審判などにも行われます。

Jリーグによりますと、最初の検査では選手の唾液の採取を20日までに終え、来週はじめには結果が判明するということです。

Jリーグは今月27日にJ2の再開とJ3の開幕、来月4日にJ1の再開を控えています。