日産 コロナ影響で需要低迷 7月も国内工場の生産を一時停止

日産 コロナ影響で需要低迷 7月も国内工場の生産を一時停止
日産自動車は新型コロナウイルスの影響で需要の低迷が続いているとして、7月も国内の工場で生産を一時停止することを明らかにしました。
日産が19日発表した生産計画によりますと、
▽高級ブランドの車種を生産する栃木工場で7月のうちに8日間、
▽小型車や電気自動車を生産する神奈川県の追浜工場で2日間、それぞれ生産を停止する日を設けます。

また、
▽福岡県にある子会社の日産自動車九州のうち、
▽主に海外向けの車を生産するラインでは、来月すべての稼働日で夜間の操業を取りやめるほか、
▽国内向けの車を生産するラインでは10日間、夜間の操業を取りやめます。

大手自動車メーカーでは、新型コロナウイルスの影響で需要が低迷しているとして生産調整を続けていて、ホンダも来月、国内の工場で在庫調整のため数日間、生産を止めることを決めています。

日本の各メーカーは海外でも大半の工場で生産を再開しましたが、中国を除いては需要は回復しておらず、世界的に生産への影響が長期化しています。