特徴は“ウィズコロナ” 在宅勤務や出張禁止 継続する企業も

特徴は“ウィズコロナ” 在宅勤務や出張禁止 継続する企業も
移動の自粛や休業要請の解除などで働く人の職場も徐々に日常を取り戻しつつあります。こうした中、新型コロナウイルスをきっかけに見直した働き方をそのまま続ける企業も出ています。
福岡市に九州地区のオフィスを置く「コカ・コーラボトラーズジャパン」です。このほど、新たな働き方のルールを決めました。

特徴は“ウィズコロナ”。まず「原則在宅勤務」を継続します。オフィスで働くことが多かった管理部門の社員は出社を週2日までに制限します。

在宅で働くための環境整備も済ませました。会社にある専用の電話で商品の注文を受ける部署では、新しいシステムを導入し、社員が自宅のパソコンで電話を受けられるようにしました。

これによってオフィスの座席を半分に減らし、空いたスペースには感染予防のパーティションを設置しました。

社内会議にもルールを設けました。5人以上が参加する場合、対面の会議は原則禁止で、オンラインで行います。

「出張の原則禁止」も当面、継続します。6月末までの原則禁止をすでに決定。7月以降も必要性を検討しています。

コカ・コーラボトラーズジャパン広報部の武田奈々さんは「コロナ禍での働き方を前向きにとらえ、新たに考えるチャンスとしてニューノーマルを実現していきたいと考えています」と話しています。