プロ野球開幕へ ホテル客室をオンラインでつなぐ応援プラン

プロ野球開幕へ ホテル客室をオンラインでつなぐ応援プラン
新型コロナウイルスの影響でプロ野球は19日、およそ3か月遅れで観客を入れずに開幕します。去年、パ・リーグで優勝した西武とグループ会社のホテルでは、ファンに球場の臨場感を感じてもらおうと、客室をオンラインでつなぎ、ファンどうしが交流しながら応援するプランを売り出しています。
このプランは西武とグループ会社のプリンスホテルが売り出したもので、東京都内と埼玉県内の合わせて3つのホテルで提供されます。

プランに参加したファンは客室のテレビで西武の試合を見る一方、みずからのスマートフォンやパソコンをオンラインでつなぎ、同じプランを利用するほかのファンと交流しながら応援できます。プランの実施時期は19日から来月5日までで、1日当たり最大で300人を超える参加者を想定しているということです。

また、3つのホテルのうち、埼玉県川越市のホテルでは1部屋を「ライオンズコラボルーム」として改装し、クローゼットなどを球場のロッカールームをイメージしたものにしたほか、壁にはチームのロゴなどがデザインされています。

川越プリンスホテルの小田麻夕美支配人は「ホテルの客室にいながら球場の臨場感を味わってほしい」と話しています。