新型コロナあすから何が変わる？

安倍総理大臣は、政府の新型コロナウイルス対策本部で、緊急事態宣言の解除から3週間余りが経過し新たな感染は一部の自治体にとどまっているとして、19日から都道府県をまたぐ移動の自粛を全国で緩和するなどの方針を明らかにしました。

では何が、どう変わるのでしょうか。

外出自粛

外出の自粛について、これまでは、最後まで宣言が継続していた東京など首都圏の1都3県や北海道との間の移動を慎重に行うよう求めていましたが、19日からは、これを緩和するとしています。

また、観光振興についても、これまでは「県内で徐々に取り組む」としていましたが、19日以降は「県をまたぐものも含めて徐々に取り組む」となります。

イベントの開催制限

コンサートや展示会などのイベントの開催については、参加人数の上限が緩和され、屋内は、これまでの100人から1000人に、屋外も200人から1000人になります。ただ、屋内施設は、収容定員の半分程度までに限るとしています。

また、プロ野球やＪリーグなどのプロスポーツの試合は、19日から、感染予防策を講じることを前提に無観客で開催できるとしています。

一方、全国的・広域的なお祭りなどは、引き続き自粛を求めるものの、人数が管理できる地域の行事は開催できるとしています。

休業要請

休業要請については、ナイトクラブなど接待を伴う飲食業や、ライブハウスでの感染防止を図るためのガイドラインがまとまったことを受けて、19日以降、営業の再開を可能にするとしています。