「保育園に送るの忘れた」2歳児死亡 父親が車内に7時間放置か

「保育園に送るの忘れた」2歳児死亡 父親が車内に7時間放置か
17日、茨城県つくば市の車の中でぐったりしているのが見つかり、その後死亡した2歳の女の子について、父親が「保育園に送るのを忘れていた」などと話していることが捜査関係者への取材でわかりました。警察は、父親が在宅勤務をしていたおよそ7時間にわたって女の子が車に放置されていたとみて、詳しいいきさつを調べています。
17日午後3時20分ごろ、つくば市の小学校の駐車場で2歳の女の子がぐったりしているのを40歳の父親が見つけ、病院に運ばれましたが、およそ1時間後に死亡しました。

警察のその後の調べに対して、父親は「午前8時ごろ小学生の長女を車で学校に送ったあと、2歳の次女を保育園に送るはずだったが忘れていた」などと話していることが捜査関係者への取材で分かりました。

次女は、乗用車の3列シートのうち2列目の座席でチャイルドシートに座ったままの状態だったということです。

父親は先月から在宅勤務を続ける中、子どもたちの送り迎えをしていて、17日も長女を送ったあと、自宅で在宅勤務をしていたということです。

警察は次女が車の中におよそ7時間にわたって放置されていたとみて、死因を調べるとともに当時の詳しいいきさつを調べることにしています。