プロ野球選手会 高野連に1億円寄付 独自大会の開催支援

プロ野球選手会 高野連に1億円寄付 独自大会の開催支援
新型コロナウイルスの影響で夏の全国高校野球が中止となり、各都道府県で地方大会に代わる独自大会の開催に向けた調整が進む中、プロ野球選手会はこうした取り組みを支援しようと日本高校野球連盟に1億円を寄付すると発表しました。
これは15日、プロ野球選手会がオンラインの会見で発表しました。

夏の全国高校野球が新型コロナウイルスの影響で中止となったことを受けて各都道府県の高校野球連盟は地方大会に代わる独自大会の開催に向けた調整を進めています。

こうした中、プロ野球選手会はこうした取り組みを支援しようと日本高野連に寄付することを決めました。

寄付の総額は1億円で、日本高野連から各都道府県の高野連に配られるということです。

プロ野球選手会理事長のソフトバンク・松田宣浩選手は「夏の全国高校野球が中止となり選手会として寄付してあげたいという思いで今回こういう形となった」と話しています。

また今月25日には東京都内でプロ野球選手会の会長を務める巨人の炭谷銀仁朗選手が日本高野連の八田英二会長に目録を手渡すことにしています。

高野連 八田会長「感謝の念に堪えない」

日本高野連=日本高校野球連盟の八田英二会長は「感謝の念に堪えません。部員たちは独自大会や交流試合へ向けて日々練習に取り組んでいますが、憧れの先輩たちであるプロ野球選手からの寄付に喜びを感じていると思います。部員たちが安心して集大成の場へ臨めるよう、大会での感染防止対策などに今回の寄付をありがたく使用させていただきます。本当にありがとうございました」とコメントしています。