新型コロナで臨時休校の小中学校など5校が授業再開 北九州

新型コロナで臨時休校の小中学校など5校が授業再開 北九州
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児童や生徒などが新型コロナウイルスに感染し、臨時休校となっていた北九州市内の小中学校と特別支援学校の合わせて5校が、15日から授業を再開しました。
北九州市では、6つの小中学校と特別支援学校で児童や生徒などの感染が確認され、臨時休校になっていましたが、このうち5校については15日から分散登校で授業を再開しました。

このうち生徒3人の感染が確認された小倉北区の思永中学校では午前と午後で登校する生徒を分け、午前中は全校生徒の半分にあたる、およそ300人が登校しました。

授業の再開にあたって、中学校では新たにサーモグラフィーを購入し、生徒たちは校舎に入る前に体温のチェックを受けていました。

3年生の生徒は「久しぶりに先生や友達と直接話ができたので、うれしかったです。感染した人への差別がないように意識していきたい」と話していました。

また川津博司校長は「感染した生徒を責めることはあってはならない。今回のことを教訓にして、これから感染者が出ないようにしていきたい」と話していました。

北九州市では、6人の児童の感染が確認された小倉南区の小学校で臨時休校が続いていて、市の教育委員会によりますと再開の時期は決まっていないということです。