“夜の繁華街” 感染防止へ連携を確認 国と東京都 コロナ対策

“夜の繁華街” 感染防止へ連携を確認 国と東京都 コロナ対策
東京都内で夜の繁華街を中心に新たな感染者の確認が相次ぐ中、西村経済再生担当大臣と東京都の小池知事が会談し、接待を伴う飲食店などで感染防止を図るガイドラインの実践や感染が発生した店舗の来店者への情報提供に連携して取り組むことを確認しました。
接待を伴う飲食店などでの感染防止を図るためのガイドラインが、13日に公表されたことを受けて、西村経済再生担当大臣と東京都の小池知事、それに歌舞伎町などの繁華街を抱える新宿区の吉住区長が東京 永田町にある合同庁舎で会談しました。

会談では、都内で夜の繁華街を中心に新たな感染者の確認が相次いでいるのを踏まえ、2次感染を防ぐため、ガイドラインの実践や定着を図るのに加え、感染が発生した店舗を来店していた人への情報提供を行うこと、さらに従業員にPCR検査の受診を呼びかけるなどの取り組みを連携して進めていくことを確認しました。

会談のあと、西村大臣は記者会見し、「取り組みの効果も見極め、繁華街を有するほかの区や、東京以外の大都市でも展開できるよう、モデルケースとして進めていきたい」と述べました。

また、東京都で新たに47人の感染が確認されたことについて、「陽性者が出た店舗が協力的で、従業員全員がPCR検査を受けたという、いわば前向きな取り組みの結果でもある。この数字で、直ちに19日の段階的引き上げを変更する考えはない」と述べました。