東京都 新たなモニタリング指標作成へ 第2波に備え 新型コロナ

東京都 新たなモニタリング指標作成へ 第2波に備え 新型コロナ
新型コロナウイルスの集団検査をうけた新宿区のホストクラブで働く従業員など18人を含む47人の感染が14日、新たに確認されたことについて、東京都の小池知事は積極的に検査を行った結果だという認識を示したうえで、第2波に備えて感染状況などのモニタリング指標を新たに作るワーキングチームを15日に立ち上げる考えを示しました。
東京都内で14日、新たに47人の感染が確認され、このうち18人は、新宿区が行ったホストクラブの従業員などの集団検査で感染が確認されました。

これについて小池知事は記者団に対し「夜の街の方々が集団検査できるように新宿区が業界と連携しておられる。陽性者が出た店全体で検査を受けたということで、言いかえれば、『クラスター』と言っていいかもしれない」と述べました。

また「非常に積極的に検査を行った結果としての数字であり、むしろこれからはこのような検査をさらに進めて自分が感染しているかどうかの確認、それから人に感染させないことにつながる」と述べました。そのうえで「これからも感染状況をしっかり注視していくことに変わりはない」と述べました。

そして、感染の第2波に備えて、感染状況などのモニタリング指標を新たに作る考えを示し、医療や検査の体制も合わせて議論する専門家によるワーキングチームを15日に立ち上げる考えを示しました。