大リーグ機構 選手会との交渉決裂 合意なく今季の計画案策定へ

大リーグ機構 選手会との交渉決裂 合意なく今季の計画案策定へ
新型コロナウイルスの影響で開幕が延期されている大リーグは、年俸の削減を伴う72試合で実施するという案が選手会に拒否され、大リーグ機構は今後、選手会との合意なしに今シーズンの計画案を固めると見られます。
大リーグ機構と選手会が1か月にわたって今シーズンの計画案の提案と拒否を重ねた中、機構は今月12日に3回目の提案を行いました。

この提案では来月14日に開幕し、レギュラーシーズンの試合数を通常の162から72に減らすことや、選手の年俸は日割りで試合数分を払うとしていた両者の合意から、削減を求める内容が盛り込まれていました。

これに対し選手会は13日に声明を出し、今回の提案も拒否することを明らかにしたうえで、「これ以上の対話はむだだ。仕事に戻る時が来た。いつ、どこかを知らせるように」と突き放すコメントを発表しました。

一方、大リーグ機構も声明を出し、選手会は新型コロナウイルスの影響で無観客でのシーズンになる場合は年俸の削減を協議することを理解していたはずだと非難し「球団オーナーと協議し、野球をファンの前に戻す最善の方法を決める」と宣言しました。

大リーグ機構のロブ・マンフレッドコミッショナーは、選手会と合意に至らなかった場合には、機構側の判断で試合数を決めてシーズンを開催できるという考えを示していて、今後は選手会の合意を得ずに開幕に向けた計画案を固めると見られます。