若手研究者に7年間で最大5000万円支給へ 独創的な研究を支援

若手研究者に7年間で最大5000万円支給へ 独創的な研究を支援
若手研究者が自由な発想で研究できる環境を整えようと、国内の科学技術の若手研究者700人を選んで、1人当たり7年間で最大5000万円の研究費を支給する新たな国の事業の公募が今月から始まりました。
日本は欧米や中国に比べて研究力が低下しているとされることから、若手研究者が自由な発想で研究できる環境を整えるため、文部科学省はおよそ500億円の基金を設立して新たな事業を行うことになりました。

事業では、公募した若手研究者の中から700人を選んで、年間平均700万円の研究費が原則7年間支給され、1人の総額が最大で5000万円とされています。

選ばれた若手研究者は基本的には7年間、研究費の獲得のための書類作りなどに追われることが少なくなり、その分研究に専念できるようになるとしています。

公募は3年に分けて行い、今年度は200人程度を選ぶため今月から公募を開始して書類選考と面接を行う見込みです。

応募できるのは国内の研究機関に所属し、博士号を取得してから原則15年以下など、専門分野ごとに設定された条件を満たした若手の研究者で、自分で発案した独創的な研究構想があることなどが求められます。

国は選ばれた若手研究者が期間中に独立した研究室を持てるよう所属する機関に対して配慮するよう依頼していて、若手研究者が難しい課題に積極的に挑戦できるようになると期待されています。