Jリーグ公式戦再開前に チェアマンらが神奈川県知事訪問

Jリーグ公式戦再開前に チェアマンらが神奈川県知事訪問
サッカーJリーグの公式戦が今月末から段階的に再開されるのを前に村井満チェアマンが神奈川県にある6つのクラブの代表とともに黒岩知事を訪問し、理解を求めました。
村井チェアマンは12日、神奈川県にあるJ1の横浜F・マリノス、川崎フロンターレ、湘南ベルマーレ、横浜FC、J3のSC相模原、YSCC横浜の6つのクラブの代表とともに黒岩知事を訪ねました。

この中で、村井チェアマンは新型コロナウイルスの影響で2月下旬から中断していた公式戦について、今月末から段階的に再開することを報告したうえで「県民や医療従事者など皆様の努力のおかげで試合ができる運びになった。Jリーグは万全に準備をする。感染防止のためのガイドラインをつくり、PCR検査の実施を行う。最初は無観客から始まるが十分配慮して進めていきたい」と述べ、理解を求めました。

これに対して黒岩知事は「神奈川県には6つのクラブがあり、サッカー王国だ。一日も早く満員のスタジアムで感動や興奮を共有したいが、まずは一歩一歩進みながらサッカーの喜びを共有し、県内クラブの活躍をみんなで応援していきたい」と話しました。

そのうえで、医療や福祉の従事者に感謝を表明する横断幕を無観客の試合で掲げることを提案すると、村井チェアマンやクラブの代表が賛同していました。

Jリーグは、J1が来月4日から再開し、J2とJ3は今月27日から試合が行われます。