「東京アラート」や休業要請 仕組み見直す意向 小池都知事

「東京アラート」や休業要請 仕組み見直す意向 小池都知事
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、東京都が行った休業要請や警戒を呼びかける「東京アラート」について小池知事は、解除を決めたことで新たなステージに入るとして、休業要請やアラートの仕組みを見直す考えを示しました。
東京都は11日、「東京アラート」を解除し、12日からは休業要請などの緩和を「ステップ3」に進めさらに今月19日からは要請を事実上、全面的に解除します。

今後の対応について、東京都の小池知事は記者会見で、「今後、感染者が再び増加した場合の休業要請などについては、都民生活や経済活動へのさまざまな影響もあるので、配慮しながら判断する必要がある」と述べました。

そして、第2波に備えて検査や医療提供の体制を充実させる考えを示したうえで「新たなステージに入るので、適切なモニタリング、都民や事業者に対する外出自粛や休業の再要請などの呼びかけの在り方については、改めて専門家の意見も伺いながら進めていきたい」と述べ、これまで行ってきた休業要請や「東京アラート」の仕組みを見直す考えを示しました。