都内カラオケ店 約2か月ぶりに営業再開 「ステップ3」移行で

都内カラオケ店 約2か月ぶりに営業再開 「ステップ3」移行で
東京都が12日から休業要請の緩和をステップ3に移行したことを受けて、都内の多くのカラオケ店では、およそ2か月ぶりに営業を再開しました。
東京都は今月2日から出していた「東京アラート」を解除して、12日から休業要請などの緩和の段階を「ステップ2」から「ステップ3」に進め、カラオケ店でも営業できるようになりました。

新宿駅近くのカラオケ店では4月3日以来、およそ2か月ぶりに営業を再開し、午前中から多くの客が訪れていました。

店では入店する際に、検温やアルコール消毒をするほか、飛まつを防ぐための透明なカーテンを受付に設置したり、マイクにカバーをつけたりして感染拡大の防止策をとっているということです。

店を訪れた19歳の専門学校生は「1か月ぶりくらいのカラオケで待ち遠しかった。歌うのは楽しいし、気分が開放的になります」と話していました。

また、25歳の会社員の男性は「きょうから営業することをニュースで知って早く歌いたくて午前中にきました。久しぶりに歌うことができて、いつもよりも気持ちよかったです」と話していました。

カラオケ店の運営会社の広報担当者は「やっと営業が再開できることをうれしく思います。感染防止策にも力を入れているので、店に来て楽しんでほしいです」と話していました。