東京都「ステップ3」 どう変わるの? 東京アラート解除へ

東京都「ステップ3」 どう変わるの? 東京アラート解除へ
東京都は、「東京アラート」を解除したうえで、12日午前0時に休業要請などの緩和の段階を「ステップ3」に進める方針を固めました。都がまとめた案によりますと、「ステップ3」では、適切な感染拡大防止対策をとった上で、すべての施設の休業要請を解除するとしています。

新たに対象 パチンコ店 遊園地 カラオケ 漫画喫茶

「ステップ3」で新たに対象になるのは、遊技施設では、マージャン店、パチンコ店、ゲームセンター、テーマパーク、遊園地です。

遊興施設などは、キャバレー、ナイトクラブ、ライブハウス、カラオケ、バー、スナック、パブ、ネットカフェ、漫画喫茶、場外馬券・車券・舟券場、ダーツバーなどです。

これらの施設での飲食・酒類の提供は、今月18日までは、「朝5時から翌日の午前0時まで」とし、19日からは制限は設けないとしています。

居酒屋など飲食店 翌日午前0時まで 19日から制限なし

同様に、居酒屋などの飲食店も、今月18日までは、「朝5時から翌日の午前0時まで」の営業とし、19日からは、制限は設けません。

また接待を伴う飲食店とライブハウスについては、今月18日までは休業要請を続けるとしています。

1000人以下のイベントも可能に

一方、「ステップ3」へ移行されると、いまの「ステップ2」よりも収容人数を増やしてコンサートや展示会などのイベントを行うことが可能になります。具体的には、屋内のイベントでは、1000人以下、または収容定員の半分以下のいずれか少ない方、屋外のイベントでは、1000人以下となります。

「ステップ2」学習塾 劇場 映画館 ジムまで

東京都は休業要請の緩和を「ステップ0」から「3」までの4つのステップで段階的に行っていて、現在は、学習塾、劇場、映画館、それにスポーツジムなども再開できる「ステップ2」まで進んでいます。