「東京アラート」きょう解除の判断“緩和は総合的判断が必要”

「東京アラート」きょう解除の判断“緩和は総合的判断が必要”
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東京都は、新型コロナウイルスの感染拡大に警戒を呼びかける「東京アラート」について、ここ数日の感染状況が落ち着いているなどとして、11日、解除の判断をする方針です。これに関連して小池知事は、解除と同時に休業要請などをさらに緩和するには、感染状況などを分析したうえで総合的な判断が必要になるという考えを示しました。
東京都は、今月2日に出した「東京アラート」について、ここ数日の感染状況が落ち着いているなどとして、11日、解除の判断をする方針で、解除と同時に、休業要請などの緩和の段階を今の「ステップ2」から居酒屋などの飲食店の営業が翌日の午前0時まで可能になる「ステップ3」に進めることができないかも検討しています。

これに関連して、東京都の小池知事は11日午前、記者団から、「ステップ3」への移行の判断について問われたのに対し、「感染状況の数字や医療体制の整備の具合などを専門の先生方にも見ていただいて、分析したうえで判断ということになる」と述べました。

そのうえで、「第2波に備えることと、『ステップ3』の業界のガイドラインがだいぶ整ってきていることをあわせた総合的な判断が必要だと考えている」と述べました。