動物園のおりに穴 ニホンザル約70匹逃げる 千葉 富津

動物園のおりに穴 ニホンザル約70匹逃げる 千葉 富津
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ニホンザルを飼育するために千葉県富津市の動物園に設置されていたおりのフェンスが何者かに穴を開けられておよそ70匹のサルが逃げ出し、市は捕獲を急ぐとともに警察に被害届を提出しました。
千葉県富津市が運営する「高宕山自然動物園」では、去年9月の台風で、ニホンザルの飼育スペースの柵が倒れ、サルが外部と自由に行き来できる状態となりました。

こうした状況が続けば周辺に生息する外来種のアカゲザルと交雑し、固有の遺伝子に影響を及ぼすおそれがあるとして、市は仮設のおりを製作するとともにニホンザルの捕獲を進め、およそ70匹を収容しました。

ところが10日午前7時ごろ、動物園を訪れた作業員がサルが逃げ出しているのを見つけ、市が調べたところ、仮設のおりのフェンスに直径40センチほどの穴が何者かに開けられていたということです。

サルたちは、ほとんどがおりの周辺で過ごしているということで、市は捕獲を急ぐとともに警察に被害届を提出しました。

富津市商工観光課では「捕獲にも時間がかかったので、遺憾であり残念だ。周辺の農作物などの被害を防ぎニホンザルの遺伝子を守るためにも改めて捕獲を急ぎたい」と話しています。