熱中症の搬送者 先週は1194人 2人死亡 総務省 消防庁

熱中症の搬送者 先週は1194人 2人死亡 総務省 消防庁
7日までの1週間に全国で熱中症の疑いで搬送された人は1194人で、このうち2人が死亡したことが総務省消防庁のまとめで分かりました。
総務省消防庁は毎年、5月から熱中症の疑いで搬送された人を集計していますが、ことしは新型コロナウイルスの影響で今月から集計を始めました。

その結果、今月1日から7日までの1週間に搬送された人は全国で1194人で、去年の同じ時期と比べて185人少なくなりました。

都道府県別にみると、▽愛知県が77人で最も多く、次いで▽大阪府が75人、▽埼玉県が72人、▽兵庫県が63人、▽東京都が60人、▽神奈川県が47人となっています。

症状別では、▽2人が死亡したほか、▽入院が必要な人が420人、▽軽症が753人となっています。

また、年齢別では、▽65歳以上が699人とおよそ6割を占めたほか、▽18歳から64歳が381人、▽乳幼児を含む18歳未満が114人でした。