宣言解除2週間 都市部の人出 感染拡大前の5~8割に戻る コロナ

宣言解除2週間 都市部の人出 感染拡大前の5~8割に戻る コロナ
緊急事態宣言が全国で解除されてから2週間となった8日の都市部の人出は、感染拡大前の5割から8割程度まで戻っています。
NTTドコモは、携帯電話の基地局の情報をもとにプライバシーを保護した形で全国の人出のデータをまとめています。

それによりますと、東京都心の8日の午後3時時点の人出は、感染拡大前のことし1月中旬から2月中旬の平日の平均と比べて、
▽大手町周辺で51.3%、
▽渋谷センター街周辺で36.9%、
▽銀座周辺で28.4%、
▽新宿周辺で27.7%、それぞれ少ない状態でした。

緊急事態宣言の解除から2週間がたち、出勤する人などが増えていて、感染拡大前の5割から7割程度の水準に人出が戻っています。

また、同じく先月25日に緊急事態宣言が解除された埼玉、神奈川、千葉、北海道の8日の人出は、感染拡大前と比べて、
▽大宮駅周辺と横浜駅周辺で、いずれも19.3%、
▽千葉駅周辺で15%、
▽札幌駅周辺で17.4%の減少で、感染拡大前の8割ほどの水準になっています。

このほか、
▽大阪の梅田周辺は32.6%、
▽名古屋駅周辺と福岡の天神周辺は、いずれも19.8%の減少と、感染拡大前の7割から8割ほどになっています。