プロ野球 PCR検査を定期的実施 開幕前から 新型コロナ

プロ野球 PCR検査を定期的実施 開幕前から 新型コロナ
プロ野球は8日、12球団の代表者による会議を開き、選手やスタッフそれに首脳陣などを対象にした新型コロナウイルスのPCR検査を開幕前から定期的に行うことを決めました。
プロ野球の12球団の代表者による会議はオンラインで開かれ、これより前に行われた新型コロナウイルスの対応策を協議する「対策連絡会議」で、感染症の専門家から安全確保のためにPCR検査の必要だと示されたことについて議論しました。

その結果、全球団が検査を選手やスタッフそれに首脳陣を対象に今月19日のシーズン開幕前に実施し、その後、月に1回、定期的に行っていくことを決めました。

具体的な日程については、民間の検査会社の受け入れ態勢などを確認したうえで、できるだけ早くするとしています。

また、審判についてもNPB=日本野球機構が検査を行うということです。

斉藤惇コミッショナーは「感染の第2波、第3波も想定され、予断を許さない状況が続くが、安全な試合開始に向けて準備を進めていきたい」と話していました。