東京都 新たに14人感染確認 6人は夜の繁華街に関連 新型コロナ

東京都 新たに14人感染確認 6人は夜の繁華街に関連 新型コロナ
東京都は7日、都内で新たに14人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。都内で1日の感染の確認が20人を下回るのは4日ぶりです。
東京都は7日、都内で新たに10代から50代の男女合わせて14人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。このうち10代から30代までが合わせて7人で、全体の半数を占めています。

14人のうち、5人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、残りの9人は今のところ感染経路がわかっていないということです。また、都によりますと、14人のうち6人は、夜の繁華街に関連しているということです。

カラオケのあるバーを利用した20代から40代の男女3人のほか、いずれも30代の男性で、ほかのバーの従業員や複数のバーなどを訪れた客がいたということです。都内で1日の感染の確認が20人を下回るのは4日ぶりです。

これで都内で感染が確認された人は、合わせて5383人になりました。一方、7日は、都内で死亡が確認された人の発表はありませんでした。

都の指標の状況

東京都は感染の状況などについて、指標を設定したうえで毎日、モニタリングし、休業要請の段階的な緩和や再び要請を行うかどうかの目安としています。

このうち緩和の段階を進める場合、
▽新たな感染の確認は1週間の平均で1日当たり20人未満、
▽新たに確認された人のうち感染経路が不明の人の割合が1週間の平均で50%未満、
▽感染確認の週単位の増加比率が前の週より低くなるかなどを目安として、医療体制なども考慮して総合的に判断するとしています。

東京都が7日に公表した指標は、
▽新たな感染確認が1日当たり21.0人、
▽感染経路が不明の人の割合が46.9%でした。
また、
▽週単位の増加比率は1.73で、前週より増えたことを示しています。