新型コロナ オンラインでメロン狩りを疑似体験 茨城 鉾田

新型コロナ オンラインでメロン狩りを疑似体験 茨城 鉾田
メロンの生産量全国1位を誇る茨城県鉾田市で消費者と生産者をオンラインで結んで、自宅に居ながらにしてメロン狩りを疑似体験してもらおうというユニークな収穫体験が行われています。
全国一のメロン生産量をほこる鉾田市には毎年この時期は県内外から多くの観光客がメロン狩りに訪れますが、ことしは新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛の影響で中止が相次いでいることからインターネットを通じて楽しんでもらおうと県が初めて企画しました。

7日午前中は東京や大阪など県内外から10組の家族がさっぱりとした甘さが特徴で直径15センチほどの茨城県のブランドメロン、「イバラキング」の収穫に参加しました。

そして生産者から「葉っぱが枯れているほうがメロンは甘い」などおいしいメロンの選び方などについて説明を受けたあと生産者が紹介する中から、欲しい2玉をそれぞれ選んでいました。

参加費は送料込みで3000円でメロンは後日自宅に配送されるということです。

東京から参加した小学4年生の女子児童は、「甘そうなメロンを見つけるのは難しかったですが、楽しかったです。家に届くのが待ち遠しいです」と話していました。

JAほこたメロン部会の市村知一さん(44)は「こういう取り組みは農家としてもうれしい。おいしく食べてもらえれば」と話していました。