“夜の繁華街 コロナ対策”西村経済再生相 小池都知事と議論へ

“夜の繁華街 コロナ対策”西村経済再生相 小池都知事と議論へ
東京都内で夜の繁華街を中心に新たな感染者の確認が相次いでいることを受けて、西村経済再生担当大臣は記者会見で、7日東京都の小池知事と専門家を交えて会談し、具体的な対策について意見を交わすことを明らかにしました。
この中で西村経済再生担当大臣は、東京都内で6日新たに感染が確認された26人のうち、今のところ感染経路が分かっていないのが10人に上ることを明らかにし、「直近1週間の感染経路が不明な人のうち、3割以上を占めるのが、いわゆる夜の街の関係者だ。感染が増えていることに危機感を持っている」と述べました。

そのうえで、「あす、東京都の小池知事と、専門家も交えて夜の街での感染をさらに拡大しないため、具体的に何ができるのか、どのように実効性をあげていくのか、意見を交わしたい」と述べました。

また西村大臣は、来週10日に予定されているOECD=経済協力開発機構の加盟国の閣僚級によるテレビ会議に参加し、世界経済の回復に向けて意見を交わす考えを示しました。

一方、安倍総理大臣は6日午後、総理大臣官邸で西村大臣や加藤厚生労働大臣らと会談し、国内外の感染状況について報告を受け、対応を協議しました。