ひとり親家庭 新型コロナで深刻な影響も NGOが支援へ

ひとり親家庭 新型コロナで深刻な影響も NGOが支援へ
生活の苦しい子どもたちを支援する団体が先月、食料などの支援をしたひとり親の家庭に新型コロナウイルスの影響を尋ねたところ、一部の家庭が「収入がなくなった」と答えるなど深刻な影響が出ていることが分かりました。団体は、6日から2回目の支援の受け付けを始めることにしています。
支援を行っているのは、国際的に活動している団体「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」で、先月、東京23区に住むひとり親の家庭を対象に食料品や日用品などを詰めた「応援ボックス」を配布しました。

団体では310世帯分を用意しましたが、ホームページなどを通じて受け付けを始めると、予想より早く、2日間で上限に達しました。

希望者に新型コロナウイルスの影響を尋ねると、収入が半分以上減少したと答えた家庭が6割近くに達しました。

収入が全くなくなったという回答だけに絞っても全体の2割に上るということで、深刻な影響が出ていることが分かりました。

また、支出についてはほとんどが食費が増えたと回答したほか、8割を超える家庭が水道や光熱費が増えたと回答するなど家計が苦しくなっている現状が見えてきました。

子どもたちの生活や学習環境についても尋ねたところ、4割ほどが「子どもが使えるパソコンやタブレットがない」と回答しました。

生活の様子については、「2日に一度しか食事をしていない」とか、「休校の期間中に子どもの体重が減ってしまった」といった声も寄せられたということです。

こうした状況を受けて、団体は2回目の支援を行うことを決め、東京、神奈川、埼玉、千葉のひとり親の家庭1000世帯を対象に、6日午前10時からホームページ上で「応援ボックス」の受け付けを始めることにしています。

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン国内事業部マネージャーの田代光恵さんは「ひとりで悩まず、苦しいときは遠慮せずに支援を活用してほしい」と話していました。