東京都 夜の繁華街で感染拡大防止呼びかけ 新型コロナウイルス

東京都 夜の繁華街で感染拡大防止呼びかけ 新型コロナウイルス
夜の繁華街で新型コロナウイルスの感染確認が相次いでいるとして、東京都は5日夜、新宿・歌舞伎町で道行く人たちに感染拡大の防止を呼びかけました。
東京都内では、新宿エリアなど夜の繁華街での感染の確認が相次いでいることから、都は「東京アラート」が出ている期間中は、毎週木曜日と金曜日に地元自治体と連携して繁華街の街頭で注意喚起を行うことにしています。

金曜日の5日は、午後7時ごろから、新宿区歌舞伎町の周辺で行われ、都や区の職員、それに医師会の関係者らがJR新宿駅の東口から歌舞伎町の繁華街まで巡回しました。

そして、道行く人にマスクの着用やこまめに手を洗うことのほか、密集、密接した空間を避けるなど、感染防止に向けた対策を取るよう呼びかけました。

呼びかけに参加した東京都の多羅尾副知事は「夜の繁華街での新たな感染者が目立っている。感染予防のために、『ソーシャルディスタンス』を十分に確保するなど、『新しい日常』を意識していただきたい」と話していました。