新型コロナ 外国人入国拒否の措置 キューバなど18か国追加へ

新型コロナ 外国人入国拒否の措置 キューバなど18か国追加へ
新型コロナウイルスの水際対策として、茂木外務大臣は、外国人の入国拒否の措置の対象にキューバなど18か国を加える方針を明らかにしました。

入国拒否の対象は129の国と地域に広がります。
新型コロナウイルスの水際対策として、政府はアメリカやブラジル、ロシアなど111の国と地域について外国人の入国を拒否する措置をとるとともに、日本人に向けた「感染症危険情報」を渡航中止を勧告する「レベル3」に引き上げています。

茂木外務大臣は5日の記者会見で、新たにキューバやレバノンなど18か国について、「感染症危険情報」を「レベル3」に引き上げたことを明らかにしました。

そのうえで、これらの国からの外国人の入国を拒否する方針を示し、「適切なタイミングで措置をとりたい」と述べました。

これによって、入国拒否の対象は129の国と地域に広がります。

一方、政府がタイやオーストラリアなど4か国を対象に検討している入国拒否の措置の緩和について、茂木大臣は「感染症対策と経済活動の再開のバランスをどうとっていくかが極めて重要だ。適切な感染症対策は当然とる必要があり、PCR検査や入国後の隔離・待機の問題を含め、適切な措置の検討を進めている」と述べました。