10万円給付の申請書 開封され路上に散乱 横浜

10万円給付の申請書 開封され路上に散乱 横浜
3日、横浜市の路上で、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた現金10万円の一律給付のため、全世帯に郵送されている申請書が、開封された状態で散乱しているのが見つかり、警察が詳しい状況を調べています。
警察によりますと、3日、横浜市保土ケ谷区の路上や公園の脇で、給付金の申請書が封筒から取り出された状態で少なくとも5通、散乱しているのが見つかったということです。

給付金とは関係ない郵便物が一緒に散乱しているケースもあったということです。

横浜市によりますと、申請書は先月28日から順次発送していて、世帯全員の氏名や生年月日があらかじめ記載されていますが、本人確認ができる書類などとともに返送する必要があるため、他人の申請書を使っても給付金を受け取ることはできないということです。

現場はいずれも相鉄線の上星川駅周辺の住宅街で、警察は、正当な理由なく封を開けた信書開封の疑いもあるとみて、詳しい状況を調べています。