飯能市にある北欧の童話のキャラクター、「ムーミン」の世界観を体験できるテーマパークは、新型コロナウイルスの感染拡大で、ことし3月31日から休園していましたが、緊急事態宣言が解除され感染防止対策も整ったことから、4日から営業を再開しました。

テーマパークには早速、家族連れなどが訪れ、サーモグラフィーで体温のチェックを受けて入場したあと、感染防止を意識して、キャラクターには触れず、一定の距離を取りながら、写真を撮影するなどして、楽しんでいました。

テーマパークでは、感染防止対策として1日の入園者を3000人に制限し、施設内の店などでは最低2メートルは間隔を空けて並んでもらうよう目印をつけているほか、消毒を徹底し、屋内の施設は定期的に換気するとしています。

3人の子どもと訪れた30代の母親は、「久しぶりに外に出て遊ぶことができてうれしいです。感染に気をつけながら楽しみたいです」と話していました。

テーマパークを運営する会社は「健康と安全を第一に運営と演出に努めていきたい」とコメントしています。