マスクしてない人…AIロボットが判別 着用呼びかけ 浜松

マスクしてない人…AIロボットが判別 着用呼びかけ 浜松
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新型コロナウイルスの感染予防に役立てようと、マスクを着けていない人を見分け着用を呼びかける、AI=人工知能の技術を使ったロボットの試験運用が浜松市で始まりました。
このロボットは、浜松市のものづくり企業とNPO法人が共同で製作し、4日に浜松市中区の観光案内施設に設置しました。

ロボットは、浜松市のマスコットキャラクター「出世大名家康くん」の姿をしていて、高さは30センチほどで、小型カメラとAIの技術を使い、訪れた人がマスクを着けているかどうか見分けます。

ロボットは、マスクを着けている人には「ありがとうございます」と話しかけながらおじぎをしますが、着けていない人には「マスク着用は感染症予防に効果があります」と呼びかけます。

ロボットの製作に携わった夏目三男さんは「もともとマスクを着けた不審者対策のために開発した技術を生かしました」と話していました。

このロボットは、動作試験を重ねたうえで、今月末ごろから一般販売も始める予定で、価格は約10万円だということです。