将棋 藤井聡太七段 最年少タイトル挑戦かけ対局

将棋 藤井聡太七段 最年少タイトル挑戦かけ対局
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将棋の藤井聡太七段が、自身初となるタイトル挑戦をかけて、「棋聖戦」の挑戦者を決めるトーナメントの決勝に臨んでいます。勝てば、タイトル挑戦の最年少記録を31年ぶりに更新することになります。
藤井聡太七段(17)は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でおよそ50日間、対局ができない状況が続いたあと、2日、八大タイトルの1つ、棋聖戦の挑戦者を決めるトーナメントの準決勝に勝ちました。

中1日で迎えた決勝の対局は、叡王と王座のタイトルを持つ永瀬拓矢二冠(27)が相手で、東京の将棋会館で午前10時に始まりました。

マスク姿で対局場に入った後手の藤井七段は、永瀬二冠の初手のあと、お茶を口に含み、少し間をあけて「飛車」先の「歩」を突いていました。

藤井七段はこの対局に勝てば、今月8日から始まる棋聖戦の五番勝負への出場が決まり、これまでのタイトル挑戦の最年少記録を31年ぶりに更新することになります。

4日の対局は持ち時間がそれぞれ4時間で、4日夜、勝敗が決まる見込みです。