東京都心 きのうの人出 感染拡大前の5~7割ほどに戻る

東京都心 きのうの人出 感染拡大前の5~7割ほどに戻る
東京都心の人出は、前の週から増加し、感染拡大前と比べると、5割から7割ほどの水準に戻っています。
NTTドコモは、携帯電話の基地局の情報をもとにプライバシーを保護した形で全国の人出のデータをまとめています。

それによりますと、東京都内の3日の午後3時時点の人出は1週間前の先月27日と比べると、
▽新宿駅周辺で24.5ポイント、
▽銀座周辺で19.7ポイント、
▽渋谷センター街周辺で16ポイント、
▽大手町周辺で11.4ポイントそれぞれ増えました。

出勤する人の数が増えていることに加え、デパートなどの商業施設の営業が再開していることも影響しているとみられます。

3日の人出を、ことし1月中旬から2月中旬の平日の平均と比べると、
▽新宿駅周辺と銀座周辺でいずれも27.8%、
▽渋谷センター街周辺で37.3%、
▽大手町周辺で52.2%それぞれ減少していて、
人出は感染拡大前と比べて、5割から7割ほどの水準に戻っています。

このほか、先月25日に緊急事態宣言が解除された埼玉、神奈川、千葉、北海道の3日の人出は感染拡大前と比べて
▽大宮駅周辺で21.2%、
▽横浜駅周辺で18.3%、
▽千葉駅周辺で16.4%、
▽札幌駅周辺で15.6%の減少で、感染拡大前の8割前後の水準に戻っています。