世界の障害のあるアーティストが参加 ミュージックビデオ制作

世界の障害のあるアーティストが参加 ミュージックビデオ制作
k10012457241_202006040713_202006040713.mp4
新型コロナウイルスの影響でさまざまな不安を抱えている人に寄り添うメッセージを送ろうと、世界各国から障害があるアーティストが参加してミュージックビデオが作られ、インターネットで公開されています。
このミュージックビデオは障害者支援に取り組む日本財団が企画し、生後まもなく病気で視力を失ったミュージシャンの木下航志さん(31)など、日本やオーストラリア、中国など15の国や地域から46人のアーティストが参加しています。

1980年代に公開された人気映画の主題歌「スタンド・バイ・ミー」をリレー方式で歌っていて、途中で車いすや義足のダンサーが踊るシーンもあります。

各国のアーティストが自宅などで収録した映像を集めて編集し、歌詞の一部を「スタンド・バイ・ユー」、日本語で「あなたのそばにいるよ」などと変えて、新型コロナウイルスの影響でさまざまな不安を抱える人にメッセージを送っています。

このミュージックビデオは、動画投稿サイトのYouTubeで3日から公開されています。

日本から参加した木下さんは「多くの人が沈んでいる中で、明るいピアノや歌を届けたいと思って参加した。明るくなるようなメッセージを伝えられたらうれしい」と話していました。