新型コロナによる社会変化を後世に 資料を収集 山梨の博物館

新型コロナによる社会変化を後世に 資料を収集 山梨の博物館
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新型コロナウイルスの感染拡大によって大きく様変わりした社会を後世に伝えようと、山梨県立博物館は、政府がすべての世帯に配っている「布マスク」や飲食店のテイクアウトメニューのチラシなど、社会の変化を象徴する資料の収集を始めました。
笛吹市の山梨県立博物館では、世界的に感染が広がった新型コロナウイルスの影響で、社会や人々の生活がどのように変化していったのか、身近な資料を残すことで後世に伝えようと、感染拡大が県内にも影響を及ぼし始めた、ことし2月下旬ごろから、職員が身の回りのものを少しずつ集め始めました。

これまでに、政府が全国すべての世帯に配っている布製のマスクや、飲食店のテイクアウトメニューのチラシ、それに、運行本数が極端に減らされたJRの時刻表や、県内の酒造会社が消毒液の代わりとして開発した高濃度のエタノール商品などを集めたということです。

博物館では、今後も収集を続けるとともに、広く資料を募集することも検討したいとしています。

山梨県立博物館の森原明廣学芸課長は「今の状態は100年や200年に1度の歴史的な事象だと思います。生活にいちばん近いマスクやチラシなどは、なくなってしまうことが多いので、博物館として今の歴史の1ページをしっかりと残したい」と話していました。