唾液にも使えるPCR検査試薬を増産へ 島津製作所 新型コロナ

唾液にも使えるPCR検査試薬を増産へ 島津製作所 新型コロナ
新型コロナウイルスの感染の有無を調べるPCR検査をめぐって京都市の大手分析機器メーカー、島津製作所は、すでに販売を始めている唾液にも使える検査試薬の供給を当初の予定の3倍の月30万回分に増やすことになりました。
会社によりますと、この検査試薬は患者がみずから唾液を容器に採取し、専用の薬品と混ぜ合わせて検査装置で調べることで、最短およそ1時間で結果が分かるということです。

試薬はすでに4月に、検体を鼻の奥の粘膜から採取する前提で販売を始めていますが、唾液から採取する方法で新型コロナウイルスが検出できるか調べたところ、従来のPCR検査とほぼ同じ結果が得られたということです。

会社は、この検査試薬の供給を、当初の予定の3倍の月当たり30万回分に増やすことになりました。
島津製作所の四方正光遺伝子解析グループ長は「検査に手間がかかるとか、綿棒など必要な医療資材が不足しているといった話を聞くが、唾液でより簡単に検体が採取できれば検査をする側もされる側も負担が軽くなり、より検査しやすくなるだろう」と話しています。