風俗店店長ら逮捕「従業員はコロナ陰性」とうその宣伝か 大阪

風俗店店長ら逮捕「従業員はコロナ陰性」とうその宣伝か 大阪
大阪 枚方市にある風俗店が営業が禁止されている地域で営業したとして、警察は店長らを逮捕しました。店は新型コロナウイルスの影響で休業要請が出されていた間も営業し、「従業員は検査で陰性が確認された」などとうたい、客を募っていたということで、警察が詳しく調べています。
逮捕されたのは大阪 枚方市の風俗店「星の王子様」の店長、早瀬勝也容疑者(63)ら4人で、先月、駅前の営業が禁止されている地域で違法に営業したとして風俗営業法違反などの疑いが持たれています。

調べに対し、4人のうち、早瀬店長ら3人は容疑を認めているということです。

警察は逮捕に先立ち、感染予防のためフェイスシールドやマスクを着けて店を捜索しました。

これまでの調べで店は緊急事態宣言が出されたあと、いったん休業していましたが、その後、大阪府の休業要請が解除される前の先月中旬から営業を再開していました。

この間、ホームページでは「ウイルス検査の結果、すべての従業員で陰性が確認されたので営業を再開します」などとうたっていたということです。

多い日には60人を超える客が訪れ、中には「ホームページを見て安心して来た」と話している人もいたということで、警察は実際には検査を受けていなかったのに客を集めるためにうその宣伝をしていたとみて調べています。